自動車の重量税とは、車の重量(重さ)に応じて支払う税金のことです。
自動車重量税は、新車購入時や車検時に納める税金で、車検期間内に自分で廃車の手続きや、また、東京及び東京近郊の専門業者に廃車の手続きを依頼することで、残存期間に応じた重量税の還付金を受け取ることができます。これが自動車重量税の廃車還付制度です。
但し、所有している車の車検残存期間が、1ヶ月に満たない場合は、重量税の還付を受けることはできませんのでご注意ください。
[PDF]平成22年4月1日からの新しい自動車重量税税率表[国土交通省]
車の廃車不法投棄防止と自動車リサイクル促進から、車検の有効期間内に廃車の手続きをし、東京及び東京近郊の専門業者によって、解体された自動車について還付措置が設けられた制度で、平成17年1月以降、自動車ディーラーや廃車の引き取り業者へ引渡した廃車から適用になっています。
[PDF]使用済自動車に係る自動車重量税廃車還付制度について[国税庁]
申請書は運輸局(陸運局)にあり、還付申請書の様式は、解体を事由とする永久抹消登録申請書、または、解体届出書と一体となっています。
還付の申請は、東京及び東京近郊、廃車の引き取り業者から車が廃車として解体された連絡を受けた後、永久抹消登録申請又は解体届出と同時に申請書に必要な事項を記載して運輸支局(陸運局)にします。
※ 自動車税務所への申請は自動的におこなわれます。
還付される自動車重量税額は、次の計算式により求めることができます。
納付された自動車重量税額×車検残存期間÷車検有効期間=還付金額
手続き完了から3ヵ月後に指定した口座に振込まれます。